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会社・業界向けLINEスタンプの作り方|Creators Marketの申請と審査

「うちの業界の言葉が入ったスタンプがあれば、社内の連絡が楽になるのに」。そう考えて、会社や業界向けのLINEスタンプを作ろうとする事業者が増えています。LINEスタンプは、LINE Creators Market に登録すれば個人でも事業者でも作って販売できます。ただし、会社がつくるスタンプには、宣伝目的のものは審査で通らないという大事な決まりがあります。この記事では、creator.line.me の公式ガイドラインで確認できた手順と規定を整理し、整備工場・車販店向けのスタンプを作ったときの言葉の選び方を紹介します。

LINEスタンプの作り方の流れとLINE Creators Market

LINE Creators Market は、LINEヤフーが運営する、スタンプや絵文字、着せかえを自分で作って販売するための場です。公式サイトの「販売までの流れ」では、次の5段階が示されています。

  1. クリエイター登録:LINEアカウントでログインし、必要な情報を入力して登録する
  2. テキスト情報と画像の登録:スタンプのタイトルや説明文を入力し、画像をアップロードする
  3. 審査リクエスト:販売基準を満たしているかの審査を申し込む
  4. 販売開始:審査で承認されたあと「リリース」を押すと、スタンプショップやLINE STOREで販売が始まる
  5. 売上の受け取り:手数料を差し引いた売上の分配金が登録口座に振り込まれる

クリエイター登録の画面には事業形態を選ぶ項目があり、公式ヘルプには法人や個人事業主の場合の質問も用意されています。会社として作る場合は、誰の名義で登録し、分配金をどの口座で受け取るかを先に社内で決めておくと手続きが止まりません。販売価格は複数の価格設定から選ぶ形と公式サイトに記載されています。スマートフォンで画像を作って申請まで進められる「LINEスタンプメーカー」というアプリも案内されています。

LINE Creators Marketでスタンプを販売するまでの5段階

LINE Creators Market でLINEスタンプを販売するまでの流れは、公式サイトでは、クリエイター登録、テキスト情報と画像の登録、審査リクエスト、承認後のリリースによる販売開始、売上の受け取り、の5段階と示されています。会社や業界向けのスタンプでも流れは同じです。違いが出るのは、登録時の事業形態や分配金の受取口座を誰の名義にするかと、スタンプの中身が宣伝目的と判断されないかの2点です。公式のスタンプ審査ガイドラインでは、企業商業用の広告や宣伝(求人募集を含む)を目的としたものは審査の対象外になる項目として挙げられています(2026年10月時点)。

LINEスタンプの画像の規定とサイズ

画像は、公式の制作ガイドラインに合わせて用意します。静止画のスタンプで求められる主な規定を表にまとめました。規定は変わることがあるので、制作に入る前に creator.line.me の最新のガイドラインを開いて確認してください。

画像の種類個数サイズ
メイン画像1個240×240px
スタンプ画像8・16・24・32・40個から選ぶ最大370×320px
トークルームタブ画像1個96×74px
  • どの画像も1個あたり1MB以下
  • 形式はPNG、解像度は72dpi以上、カラーモードはRGB
  • 背景は透過にする。縦横のサイズは偶数にする
  • 画像の外枠と絵や文字の間に、約10pxの余白をとる
  • まとめてアップロードするZIPファイルは60MB以下

テキスト情報にも文字数の上限があります。スタンプのタイトルは40文字以内、説明文は160文字以内で、全角文字は2文字として数えます。絵文字は使えません。

制作ガイドラインでは、日常会話で使いやすく、表情やメッセージ、イラストが分かりやすくシンプルなものが勧められています。反対に、横長の画像や、8頭身のキャラクターの全身のように小さく表示すると見づらいものは避けるよう書かれています。スマートフォンのトーク画面では、スタンプはかなり小さく表示されます。文字を入れるなら、短く太く、が基本です。

会社がつくるLINEスタンプの審査で気をつけること

会社や団体がスタンプを作るとき、いちばん注意したいのが宣伝目的と判断されないことです。公式のスタンプ審査ガイドラインには、審査で通らないものとして次のような項目が並んでいます。

審査で通らない例(ガイドラインの項目)会社のスタンプで起きやすい形
企業商業用の広告・宣伝(求人募集等を含む)を目的としたもの商品名や「スタッフ募集中」を大きく入れる
企業キャンペーンなどで第三者へ配布する目的のもの来店者へのプレゼント用に作る
ロゴのみのもの会社のロゴマークだけを並べる
単純なテキストのみの画像文字だけで絵のないスタンプ
URLが表示されているものホームページのアドレスを入れる
許諾を得ていない人物の顔、似顔絵など社員や取引先の似顔絵を本人に断らず使う
第三者の商標権や著作権を侵害しているもの取り扱いメーカーのロゴや車のエンブレムを描く

制作ガイドラインにも、有料のスタンプは宣伝目的では販売できず、発売日の告知や企業ロゴのみの掲載も不可と書かれています。ガイドラインには、内容や配布地域、クリエイターの属性などの事情によって適切と判断されることがある、という注記もあります。とはいえ、最初から「使う人の会話に役立つかどうか」で作っておけば、審査で迷う場面はぐっと減ります。

会社のLINEスタンプが審査で通らない主な理由

会社や団体がLINE Creators Market でスタンプを作るとき、審査で通らない理由になりやすいのは、宣伝や広告が目的に見える作りです。公式のスタンプ審査ガイドラインでは、企業商業用の広告・宣伝(求人募集等を含む)を目的としたもの、企業キャンペーンなどで第三者へ配布する目的のもの、ロゴのみのもの、URLが表示されているもの、単純なテキストのみの画像が、通らない例として挙げられています。会社の名前を広めたい気持ちは脇に置き、社員やお客様が毎日の会話で使う言葉を、絵と一緒に分かりやすく描くことが、会社向けスタンプの出発点になります。

業界向けLINEスタンプの言葉の選び方

会社や業界向けのスタンプで差が出るのは、絵のうまさより言葉の選び方です。一般のスタンプにある「了解」「ありがとう」だけでは、その業界ならではの連絡はカバーできません。言葉を選ぶときは、次の順で洗い出すと漏れが少なくなります。

  1. 社内のLINEやメモで、1週間に何度も打っている言葉を書き出す
  2. その中から、相手の作業を止めずに伝えたい短い言葉を選ぶ
  3. お願いする側と答える側の両方の言葉をそろえる
  4. 業界の外の人が見ても意味が分かるかを確かめる
  5. 目上の人に送っても失礼にならない言い回しにする

日本カーネットが制作した整備士・営業マン向けのスタンプも、自動車の整備業・鈑金業・車両販売業の社内連絡で使う言葉を軸にしています。整備工場の作業の流れに沿って「指示書お願いします」「検査ライン通してください」「引き取りいってきます」「報告お願いします」を入れ、車販の営業向けには「来店対応」「陸送手配」「書類作成」「査定」といった場面の言葉を入れました。

LINEスタンプ「整備士2」:指示書お願いしますLINEスタンプ「整備士2」:検査ライン通してくださいLINEスタンプ「営業マン2」:陸送手配

営業マン2のスタンプは、2つのスタンプを続けて送って使う作りです。たとえば「来店対応」のあとに「お願いします」を送れば、来店対応の依頼になり、「完了です」を送れば報告になります。場面の言葉と、お願い・報告の言葉を分けておくと、少ない数で多くの連絡を表せます。5種類すべてはLINE STOREの販売者ページから見られます。

業界向けLINEスタンプは社内で毎日打つ言葉から選ぶ

業界向けのLINEスタンプの言葉は、社内のLINEやメモで1週間に何度も打っている言葉から選ぶと、実際に使われるスタンプになります。整備工場なら「指示書お願いします」「検査ライン通してください」「引き取りいってきます」、車販店なら「来店対応」「陸送手配」「査定」のように、作業や場面の名前がそのまま入った言葉が向いています。お願いする側の言葉と答える側の言葉をそろえ、目上の人に送っても失礼にならない言い回しにしておくと、社内の誰もが使えます。日本カーネットの整備士・営業マン向けスタンプ全5種類も、自動車の整備業・鈑金業・車両販売業の社内連絡で使う言葉を軸に作っています。

できあがった会社のLINEスタンプを社内で使ってもらうには

スタンプは作っただけでは使われません。社内で使ってもらうには、どの場面でどのスタンプを送るかを決めて、最初の数週間はリーダーが率先して送るのが近道です。

  • 朝礼や工場内の掲示で、新しいスタンプと使う場面を紹介する
  • 「了解です」のスタンプを上司に送ってよいかなど、社内での使い方の目安を決めておく
  • 金額や作業の可否など、後で確認が必要な連絡は文字で送るという線を引く
  • お客様とのやりとりでは、相手との関係を見てスタンプを使うかどうかを決める

「了解です」をどこまで使ってよいかは、「了解しました」「承知しました」の使い分けで詳しく書いています。スタッフや取引先にスタンプを贈る手順はLINEスタンプを贈る方法にまとめました。スタンプを使った連絡の流れは整備工場の報連相も参考になります。

社内の連絡がスタンプで速くなっても、入庫の予定や見積もりの内容がLINEの中にしかなければ、担当が休んだ日に困ります。連絡はLINE、記録は台帳や業務システム、と役割を分けておくのが長続きのこつです。自動車業界の仕事で使えるスタンプ5種類はトップページで紹介しています。

よくある質問

会社名でLINEスタンプを作って販売できますか。
LINE Creators Market のクリエイター登録には事業形態を選ぶ項目があり、法人や個人事業主向けのヘルプも用意されています。ただし、企業商業用の広告や宣伝を目的としたスタンプは審査で通らない項目に挙げられています。
会社のロゴを入れたスタンプは審査に通りますか。
公式の審査ガイドラインでは、ロゴのみのものは審査で通らない例に挙げられています。制作ガイドラインにも、企業ロゴのみの掲載は不可と書かれています。
スタンプの画像は何個作ればよいですか。
静止画のスタンプは、8・16・24・32・40個のいずれかから選ぶと制作ガイドラインに書かれています。ほかにメイン画像とトークルームタブ画像が1個ずつ必要です。
車両販売システムや車販ソフトの画面をスタンプに描いてもよいですか。
車両販売システムや車販ソフトの画面、メーカーのロゴは他社の権利にかかわることがあります。審査ガイドラインでは第三者の商標権や著作権を侵害するものは通らないとされているので、自分で描いた絵と言葉で表すのが安全です。
宣伝用にお客様へ無料で配るスタンプは作れますか。
LINE Creators Market の審査ガイドラインでは、企業キャンペーンなどで第三者へ配布する目的のものは対象外とされています。Creators Market のスタンプは、使う人の会話に役立つものとして作るのが前提です。

出典・参考資料

記載内容は2026年10月8日時点で公表資料を確認したものです。サービスの仕様・料金は各公式の最新情報をご確認ください。

整備工場・車販店の連絡を、もっと早く。

社内のやりとりは整備士・営業マン向けLINEスタンプで。お客様への連絡や車検・点検の管理は、整備システム・整備ソフト DREAM POWER でまとめて行えます。料金は整備システム・整備ソフト DREAM POWER の案内ページか資料請求でご確認ください。

整備システムの資料請求・問い合わせ(無料)

お電話:03-5256-7877平日 9:00〜12:00・13:00〜18:00

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